ピエロ

作詞・作曲 古谷祥多

編曲 Midterm fiction

 

世界がもし交差しないように出来ていたとしたら

人と人が出会うことなんかあり得ないんだろう

 

五線紙の上に御玉杓子を並べられもしないし

まして僕のギターと声が重なりもしないんだろう

 

空の星を掴んでくれと頼まれたところで

生憎と僕はパントマイム ただの道化さ

 

いつだって僕だって 気づいてないと言って

君だってそうやって わかんないフリしちゃってさ

ほらもっとずっともっと ギターを掻き鳴らせ

今だってステージの上で 踊っているピエロ

 

世界がもし本当に一つになったら創造性は無くなるだろう

ゴッホの色彩やロックンロールなんかも生まれなかったんだろう

 

どんな悲しい思いをしても 寂しくなっても

ピエロは涙を流せない 今だってほら

 

いつだって僕だって 気づいてないと言って

君だってそうやって わかんないフリしちゃってさ

ほらもっとずっともっと ギターを掻き鳴らせ

今だってステージの上で 踊っているピエロ

 

笑われるのも一人ぼっちも 昔からだし慣れてると思ってた

僕のために僕の代わりに 泣くのはよしてよ

生憎と僕はパントマイム

 

いつだって僕だって 気づいてないと言って

君だってそうやって わかんないフリしちゃってさ

ほらもっとずっともっと ギターを掻き鳴らせ

今だってステージの上で 踊っているピエロ

 

いつだって僕だって…… わかんないフリしちゃってさ

ほらもっとずっともっとギターを掻き鳴らせ

今だってステージの上で 踊っているピエロ